同じ靴を履いてる

生活について

減量について

具体的な減量を始めたのでその経緯等も含め書きます。

 

◆経緯

なにせ太った。中学3年には今の身長、165cmになっていたのだが、その当時は52〜3kg。そこから筋肉量が減り脂肪が増えた感はあるものの、10年ほど同じような体重を維持してきたが、一人暮らしを始めてから体重が減ってしまい一時期は49kg程度となり、その時には会う人会う人に痩せた窶れたと言われていたため無理やり食べることで体重の増加を図ったところ逆に食べ過ぎて55kg。そこから暴飲暴食が祟り徐々に体重は増えてゆき、20代も後半、もうそろそろ30歳が見えてきているタイミングで63kgの体躯が重く、息は上がりやすく、妙に汗をかく。背中に腕は回りにくくなっているし、デブの紋章のようなセルライトが腹に浮かび上がっているし、腕を曲げると脂肪に圧迫されているせいか謎の筋が発生しているのを見て、これは痩せようと思った。いや、なんども思ったタイミングはあったのだが、このコロナ禍で強制的に外食に制限がかかり、外で飲酒をすることも困難であるため、これは好機ととりあえず、体重の経過を記録することにしたのが4月27日。明確にダイエットをしようと決意したのが5月3日から。

 

◆太った原因と採用したダイエット方法

まず僕はもともと比較的痩せ型で、痩せ型の体型のまま26歳くらいまで過ごしていたため、ダイエットの経験というものがない。痩せる必要がなかったから。一口にダイエットといっても数多の種類が用意されており、ネットには情報が錯綜している。糖質を制限する方法、脂質を制限する方法、脂質を積極的に取り入れる方法、あるダイエット法では推奨されている摂取物が、別のダイエット法では御法度とされている。何が自分にフィットした方法なのかわからない。そのため、自分がここ2年くらいで急激に太った原因を抽出し、それを改善する方向で進めようと考える。太った原因は下記の通り。

・外食頻度の増加

・1食あたりの摂取量の増加

・飲酒量の増加

・間食

こんなところ。テンプレじゃん。そら太るよ。まずはこの4項目を改めればいいだろうということで、わかりやすく摂取カロリーを制限するダイエットを実行することに。

 

◆どうせ痩せるなら健康的に痩せたいし、何なら筋力もつけたい

結局一番手っ取り早く体重を落とすなら食べないことで、例えば急性胃腸炎か何かで数日間満足に食料を摂取できない状態が続くと、それだけで何キロも体重は落ちる。一方で筋量の低下に伴い体力も減退する上、何となく頭も冴えない感じが続く。短期的に痩せるのであればそれでいいが、それなりに長い期間減量に付き合っていこうという覚悟は今のところあるので、どうせ痩せるなら健康的に痩せたいし、せっかくなら筋肉量も増やしたい。それに食べることが大好きなので食で得られる幸福を取り上げられるのは精神的にキツい。欲張っていく。全部勝つ。というわけで過度なカロリー制限や糖質カット等は行わず、なるべく食事ではPFCバランスを考慮し、筋トレを行うことで、健康と筋力をゲットしたい。とはいえ最初からPFCバランスまでガチガチに固めようとすると却ってストレスとなりそうなので、初期段階の今はとりあえず基礎代謝+運動による消費分を鑑み、約2,000kcal/日以内にまとめるように意識することで緩やかに体重を落としていければと考えている。

 

◆そしたらもう酒やめるしかないじゃん

太り始めた原因として、飲酒量の増加がある。以前は飲み会の際くらいしか酒を飲む機会はなく、家の中では月に数回、缶ビールの500缶を1缶飲む程度だったのだが、それが気づけば毎日の日課になり、1缶で済んでいたものが2缶となり3缶となり、もっと簡単に酔えるものをとワインやウイスキー、ジンを摂取するようになっていった。ワインであれば日にボトル1〜2本、ウイスキーやジンであれば300〜350mlを毎日飲んでいた。これが多いのか少ないのかはわからないが、摂取カロリーに換算すると600〜1,000kcal程度であり、これに加えて何かしらのつまみを食べていたので、毎日夕食後に1,000kcal前後余計に摂取していたことになる。アルコールで摂取するカロリーはエンプティーカロリーであるため、すぐに消費されるから問題ないという見方もあるが、つまみの分は純粋なカロリーであるし、アルコールも1,000kcalを前後となると、流石にエンプティーと言って白を切るのも腰が引ける感がある。なぜここまで酒を飲む習慣が身に付いてしまったかを話し出すと長くなる上、もう少し考えをまとめる必要があるためここでは書かないが、いずれにしても酒量を減らすか或いはやめるかしなければ、到底食を楽しみながら2,000kcalの制限をクリアすることは困難である。しかし酒量を減らしたところで酒を飲み始めれば当然のように酔い、歯止めが効かなくなるであろうことは明白で、健康を抵当に出した金で快楽を前借りし続け、翌日には凄惨な請求が肉体に課せられることは火を見るよりも明らかである。ビール1缶、ワイン1杯で終えられる尊い精神を持っていれば、こんなに顔は丸くなっていないし、デブの紋章が腹に浮かび上がっていることもない。そしたらもうお前、酒やめるしかないじゃん。

 

◆酒を断ってみて

とはいえ、今後一切酒を飲みませんということではない。然るべき時がくれば飲むだろうし、その瞬間を楽しみにしているが、当面は飲む必要性も感じないので一旦休憩という扱い。もうずっと働きずくめだった肝臓に休暇をとってもらう。肝臓がバカンスに行ってから3日、酒なしの夜を越えた。たった3日ですら色々思うことがあるので以下に列挙。

・宿酔と無縁になる

・飲酒のための時間を設けなくてよい分、時間が有り余る

・酒を飲まなくても笑えるし泣ける

・一日の終わりがわからない

・逆に言えば一日の終了時間を自分でコントロールすることができる

・酒を飲まないこと自体はそこまで辛くないし、いまのところ断酒はイージー

・アルコールに対する依存よりも習慣に対する依存の方が強烈

・仕事等の問題を飲酒による酩酊で誤魔化すことが多かったと思い出す

・酒の勢いを借りて何かをするということがなくなるため常に冷静な判断を下すことができる

・一方で酒の勢いを借りた踏ん切りができなくなる

現状はこんなところ。よく断酒の効果として挙げられる寝覚めの良さは全くと言っていいほど実感できないが、これは単純に眠りにつく時間が遅くなっていることに起因しているように思う。以前は酩酊により1日が強制終了させられていたが、今は自分でその日一日に幕を引くことができることに戸惑ってしまい、つか全く眠くならないので、睡眠時間が短くなってしまっている。これはいずれ慣れるだろう。また当たり前のことだが宿酔になることがないのは素晴らしい。その他、一番ワクワクしているのは酒の勢いを借りることができなくなっているという点。酒の勢いが必要な場合というのは大体が女性絡みのあれやこれやで、実際に自分の過去を振り返ってみても、意中の女性をデートに誘うときや思いを伝える時は多かれ少なかれアルコールを摂取した状態であった。耐えられるのか。俺。素面で。女性に。その結果の良し悪しはともかくとしてどっちに転んでも笑い話なので、早くその瞬間がくればいいと思う。現れろゼルダ姫よ。

 

◆体重の推移

4月27日以降の体重推移を以下に。

 

4月27日 62.9kg → 体重計測開始

4月28日 62.2kg

4月29日 62.0kg

4月30日 62.2kg

5月1日 62.5kg

5月2日 61.9kg

5月3日 61.6kg → 筋トレを始めとした運動 + カロリー制限開始

5月4日 61.8kg

5月5日 60.9kg

5月6日 61.1kg → 断酒を開始

5月7日 61.5kg

5月8日 61.1kg

5月9日 61.1kg

※身長165cm、朝イチTシャツ・パンツで測定

 

食生活を見直しているので当然のこと測定当初から体重は減っている。直近で体重が減っていないのはきちんとトレーニングができているからと前向きに捉える。逆に5月4日〜5日にかけ一気に体重が900gも減っているのは昼に酒を大量に飲み夜を食べずに寝てしまったからであり、こういう痩せ方はなるべくしたくない。

 

以上、今後定期的に体重推移やダイエット、禁酒の効果をアップしていこうと思う。