同じ靴を履いてる

生活について

2020年とスイッチとポケモン

それでこう、明けちゃいまして。あ、特に感慨もなく。年末は何か、2020年のまとめ、例えばその年に観た新作映画のランキングをつけてみたり、シンプルに振り返りを行ってみたり、来年の目標やら抱負やらを考えてみたり、その結果をこちら書き、記してやろうかしらんって、そのように考えていたのだけれど全然気力がなく、つか時間がなく、それもこれもSwitch。様をつけたほうが良いかしらん、Switch様のお陰様、つって。買っちゃったから。なんかフワっとした感じで買ってしまった。ポケットモンスターシールドと一緒に。そしてそれを延々とやる、そんな年末年始だった。

12月29日から始めて、一応全クリというか、ゲーム中とりあえずの目的として示されているチャンピオンになるということにおいては、昨日1月2日に達成した。プレイ時間述べ35時間程度。カァー。やっている。結構掛かった。ポケモンシリーズは一応ダイヤモンド/パール以外はやっていて今作、まあまあ良かったです。

個人的には赤/緑版のように、チャンピオンリーグに優勝しポケモンチャンプになるシンプルな話のほうが好みで、ルビー/サファイア以降の、伝説のポケモンやその界隈にまつわるエピソードが、がっつりメインストーリーに関わってこられると興ざめしてしまうというか、実際に小学生のときですらルビサファ、イマイチな〜〜〜と頭をひねっていたし、その次にしばらくぶりにプレイしたブラック/ホワイトなんかは正直、結構引いちゃったというか。べつに世界を救いたいわけじゃねえんだけどな、っていう。まあチャンピオンになるために起こしていたアクションが結果的に、と言えなくはないのだけど、いずれにしても物語に贅肉が多すぎる感じがして、胃もたれしてしまっていた。とはいえ3DSになってから以降、X/Y、サン/ムーンではやや持ち直したというか、どちらも伝説のポケモンに関するエピソードや敵組織の在り方についてはうるさい部分はあったけれど、割合楽しめた。

そんな中ソード/シールド。結構原点回帰を意識してるのだろうか、初期とはジムのシステム自体はかなり違うものの、わかりやすく「その地方のチャンピオンになる」という明確な目的が早くから打ち出され、ストーリーの原動力もそれに一貫しているので、ルビサファや白黒をプレイした時に感じた、冒険中の「これなにしてるんだっけ」感もなく、シンプルに楽しかった。

とはいっても、文句ある部分は多々あって、しかしこれ、いかに子供から大人まで楽しめるゲームであったとて、それでもあくまで製作陣がターゲットに据えているのは子供であるはずなので、もうじき30歳になろうかという人間があーだこーだ言うのはどうなんだ感もあり、何か言う元気もないっていう。ただ、子供向け作品が故に、かもしれないけれど、「人はそれぞれ正義があって」というドラゴンナイト的な全方位型外交により明確な悪役は描かれない今作、その悪の不在が却って現代的な悪を浮き彫りにしている感があって、なんかうわーって思うなど。

これから伝説のポケモンを捕まえるパートやら、そのほかにも小さなイベント等々あるだろうし、ポケモンの醍醐味ったら育成とネット対戦だったりするのだけど、ちょっとこれ以上続けようって気力もなく。一旦放置して気が向いた時にでも。

そうして今、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドをダウンロードしている。1時間半くらいかかる。ポケモンはハードで買ったが、ゼルダは絶対に売らない覚悟をもってダウンロードコンテンツで。なんか期間限定で30%オフだったし。3Dのゼルダムジュラの仮面以来だが、果たして。Switch、マジで楽しませてくれる。