同じ靴を履いてる

生活について

フレンズなんだね

近ごろ半端じゃなく面白い映画が公開されまくっている。半端じゃなく面白い映画を観て、観まくって、俺はどんどん退屈な人間になっていくようでヤバい。見栄を張ったりしている。まとまりのつかない思想の断片のようなものが浮かんでは消えてゆく。つか、消してゆく。否、思想などと言うものはまったく無く、俺はいつだってアナーキー。オイ大丈夫かお前。こっから見えるもの。PCのディスプレイ。猫の柄のハンカチ。Kindle。読み止して今後読むつもりのない文庫本。ライター。噴霧式液体マスク。ワセリン。賞味期限の切れたスパム。付箋。ノート。ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん。動け鞭打ての果てが飽食による虚。そんなフレンズなんだね

 

けものフレンズ』の一話を観る。アニメ界隈の情報をそこまで積極的に入れていない俺の耳にも轟いてくる評判の高さに期待しつつ、寧ろ戦きつつ、身構えつつ、観たのであるが、激烈に良かった。例の、人がサーバルちゃんと呼ぶ彼女が、正しく、殊勝であった。俺は正しく、殊勝である者が好きだ。そうありたいから。

 

映画秘宝より、映画関係者の他、アーティストやタレント、人気ブロガーも交えたオールタイムベスト企画本が発売されていた。ざざっと立ち読む。集合のランキングには意味がないが、個々人のベスト10を知れると言うのは、その人の履歴書を読むようなものなので面白い。現時点で、という意味で俺もやってみようかと思うが、やはりかなり悩ましいので今後。

 

明日はNHKマイル。

週の頭には抽選さえ通ればガンサリュートから、と考えていたのだけと大外枠に入ってしまい悩む。果たして。