同じ靴を履いてる

生活について

ラグとエヴァンゲリオンと多摩川

今のところ、居間にあるラグに飲み物や汁物をこぼしていない。キッチンから居間まで料理を運んだり飲み物を運んだり、こぼれたらまずそうな物体を手に持ち何往復したのか知らないけど、まだこぼしていない。これはすごいことかもしれない。酔っ払っていたり、横着してキャパシティ以上のものを運ぼうとしたり、怪しいことは何度もあったはずだけど、なんとかなっている。いつかやってしまう日が来るかもしれない。そうなってしまっても、動じずにいたい。

しっかりした雨が降る中、エヴァンゲリオンを観に行き、すべてのエヴァンゲリオンに土下座しなきゃならないくらいの感覚で、家に戻ってとりあえず劇場版の序を見直す。

そうして翌日は打って変わって快晴。一週間分たまっていた衣服を洗濯し、ベランダに干すちょっとした時間でも花粉にやられてしまい、でもこんな天気で出掛けないのも癪なので、どうにかこうにか。薬、毎日しっかり飲んでいるのだけど、どうしようもない日もあるよねって、新丸子駅。公園をぶらつきたいのと、河川を見たいのと、空が広いところって、等々力から二子玉川まで散歩。新丸子は下車したことがない駅だったけど、いかにも東横線沿線って雰囲気の良い街。商店街は川崎フロンターレ一色で、その本丸、等々力スタジアムならびに等々力緑地や球場をぶらつきながら、多摩川の方へ抜け、あとはまっすぐ川沿いに、二子玉川の駅を目指す。多摩川沿い、すごく好きだな。花粉さえなければ本当に良い季節。ちょっと風は強かったけど、陽を遮るものもなく、シャツと薄手の上着で問題ない気温。柔らかい地面を踏んで嬉しい気持ちになったり、高そうな自転車の車輪の音がスズメバチの羽音のようで怖かったりした。子供の声を聞いたり、風で帽子が飛ばされている人を見たりした。

なんか、色々あった気がする。今週は。妙に忙しくなって久しぶりに五日間、フルで会社に出勤をしていた。R-1はゆりやんが優勝して、東日本大震災から10年経った。すごいスピードで月日が流れていて、僕の感覚ではもう来年の夏が終わっている。今日はホワイトデーらしい。贈り物をしたい気持ちがある。眼球を取り出したいほど痒い。謎の彼女Xのアニメを最初から見直したいなと思う。腹が減ったけど自炊する元気はなく、とりあえずコンビニに行ったけど何も食べたいものがなかったとき、どうすればいいかわからなくて寂しかった。そういうとき、なにを買えばいいのだろう。空気階段の踊り場が1時間番組に変わり、マヂカルラブリーオールナイトニッポンが始まる。とりあえず僕はエヴァンゲリオンの破を見る。