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その辺の最果てで頑張れ

応援こそが 今日も今日とて

文章

フレンズなんだね

近ごろ半端じゃなく面白い映画が公開されまくっている。半端じゃなく面白い映画を観て、観まくって、俺はどんどん退屈な人間になっていくようでヤバい。見栄を張ったりしている。まとまりのつかない思想の断片のようなものが浮かんでは消えてゆく。つか、消…

飲酒と財布とムーンライト

ほとほと困ってしまっているのは、財布をなくしたからである。 朝、目を覚まして宿酔の頭が重く、ただ早めに予約を入れておかないと席が埋まってしまうということで、今年アカデミー賞を受賞した『ムーンライト』の座席購入手続きをしているとき、それに気付…

ビールと宇宙人と風呂

ああビールだ。美味い。ありがたい。まだ暖かい焼き鳥の盛り合わせと明太子入りのポテトサラダ、突き出しの大根おろしをつつきながら荻窪。俺は痛風なのだ。そのように医者に宣告されてから一向に症状が出ないので最近はすっかり気を許してビール、海老、蟹…

挨拶と恥と挨拶

直に三が日が終わる。少年期より正月のどこか浮ついた感じが苦手だった。そもそも明けましておめでとうという挨拶がしっくりこない。平素は気さくな間柄であるにも拘らず、妙にかしこまってするあの挨拶がどうにも気恥ずかしい。皆「あけましておめでとう」…

理解とスイミングスクールと逆涅槃

学校で、習い事で、仕事先で「わかりました」と言う俺の顔面に真の「わかった」が発現していた試しがあっただろうか。少なくとも今日一日、わかったものも、ことも、何もなかった。それでも今日だけで何度も「わかりました」と言い、わかったような表情を浮…

『この世界の片隅に』とソリティア

何度か『この世界の片隅に』の感想を書こうと文章を途中まで書いて止める、消去する、という作業を繰り返している。公開初日、テアトル新宿を出て陽光の眩さに戦きながら交差点の向こうのローソンに足を運び一万円をおろした。財布の中にほぼ一銭も入ってお…

風邪とアルコールと宿酔

身体が重い。季節が変わって来ている。寒い。そして熱い。風邪をひいた。本当であれば『この世界の片隅に』の感想を鉄を熱いうちに叩くがごとく書き殴りたかったのだがそうともいかないのは頭がぼうっとしてしまって考えるパワーが死んでしまっている。数日…

眼鏡と美少女キャラと三省堂書店

土曜のこと。山手線に乗って上野まで行く。先週作っていた眼鏡が仕上がったので取りに向かう。先週の自分と今週の自分は違う。何となく近場で作るよりは遠足気分を味わいたくて下町へ繰り出した先週は確かに気分がよかったが、それはもう過去の話で今週の俺…

KOOLと自殺

メンソールの煙草を買う。馬鹿じゃねえかと思う。KOOL。この世の終わりのように喉を刺してくるスースーが。スースーのやつが。メンソールは苦手だ。苦手を確認するために苦手をする。スースーを感じる。ヴェボラップを思う。あの薬は嫌いだった。ヴェボラッ…

マカロンと鈴木雅之とリルラリルハ

生まれてから四半世紀経つ。年齢に対しての焦燥はそこまででもなく、ただひたすら寒い。もう冬なのではないかと思う。これが秋。もう冬なのではないかという感覚が秋。 この年齢になって初めてマカロンを食した。今までマカロンの存在を認めつつもそれから逃…

大江健三郎とノンフィクション・ペニス

最近、終わっている。最近という言葉の及ぶ範囲がどこまでなのかわからないが最近終わっているとずっと感じている。つまりずっと終わっている。終わっていなかったことがないので終わっていないポーズをとっている。終わっていないポーズをとっている人間は…